おすすめまつげ美容液の選び方　ラッシュアディクト、エグータムなど人気美容液の成分について

最近はテレビショッピングでもよく出ている「まつげ美容液」のお話です。

いつかのお正月、突然「バレリバレリバレリ♪」とまつげ美容液のCMのオンパレードで

びっくりしてしまいましたが、当店とバレリーの美容液は全然関係ありません笑

あれ以来、まったくCM見かけませんが・・・

現在当店で取り扱いのある3種類のまつげ美容液を比較してみました。

皆さんが選ぶ際の参考にしていただければと思います。

それぞれ独自の訴求成分についてみてみましょう。

【エグータム（EGUTAM】2ml　6,050円（税込）

ヘキサペプチドー２
メラニン形成阻害作用があります

パルミトイルペンタペプチドー４
皮膚やまつ毛に保湿・柔軟効果があります

イチョウ葉エキス
美白効果や酸化防止作用があります

パパイヤ果実エキス
角質を分解し、皮膚を滑らかにします

ブドウ種子エキス
抗酸化作用で血管や皮膚を滑らかにします

ホクベイフウロウソウエキス
皮膚への刺激と皮膚炎を予防するのを助けます

カンゾウ根エキス
美白効果・抗炎症作用・収斂作用で肌を整えます

【ラッシュアディクト（Lash addict)】 5ml 11,000円（税込）

ミリストイルペンタペプチド－１７

毛母細胞の活性化/育毛・毛周期の促進

アミノ酸であるアラニン、ロイシン、リシンからなる「ペンタペプチド」と「ミリスチン酸」が結合した機能性ペプチド。ペプチドには、アミノ酸の種類、化学構造によってさまざまな機能がありますが、ミリストイルペンタペプチド-17 の場合、まつ毛を伸長させる作用があります。

コラーゲンの繊維を支える役割を持つエラスチンを刺激して、毛母細胞への栄養素の供給を高めてくれる働きがあります。このため、毛母細胞の分裂が活発になり、育毛速度を早める効果があります。

アセチルテトラペプチドー３

脱毛症の原因物質を抑制/毛周期の安定/免疫異常の正常化.キャピキシルを構成する素材の１つです。

毛包に直接作用し、毛包活性化を促すことで育毛に寄与します。アカツメクサエキスとセットでミノキシジルの数倍の育毛作用をもたらすと考えられています。

アカツメクサ花エキス
女性ホルモン作用/男性ホルモンの抑制。安全ですが、女性ホルモンの働きをするので、念のため妊娠中や授乳中の女性や子供は注意が必要です

エンドウ芽エキス
発毛・育毛の促進

ラリックスエウロパエア木エキス
ヨーロッパカラマツと言う名称の樹木から採れるエキス。保湿成分。

リンゴ果実培養細胞エキス
抗酸化作用/老化防止/毛母細胞・メラノサイト細胞の活性化
腐エイジングケアに高い効果を発揮、紫外線ダメージからも保護。皮膚幹細胞の寿命を延ばし、腐らないリンゴといわれる奇跡のリンゴから得られる幹細胞エキスは細胞そのものを活性化させ、さらに新しい細胞を生み出しキープ、いきいきと若々しいお肌を保ちます。

ナイアシン
バリア機能改善作用/メラノソーム輸送抑制:色素沈着抑制作用/コラーゲン減少改善:抗シワ・抗老化作用

ナイアシンも私的には最近よく聞くワードです。

【MIHATU MYRASH】8ml 7,700円（税込）

まつげだけではなく、目元全体に塗布できます

エグータムやラッシュアディクトと違い、大々的な宣伝はしていないけど私が注目している美容液です。

発毛サロンを経営している化粧品会社「モナリ」の製品
モナリで扱っている製品はすべてパラベン、石油系合成界面活性剤、シリコン、合成着色料、化学香料、鉱物油未使用
だそうです。
私がこちらのまつげ美容液を選んだ理由はそこにあって、エグータムを長年使っていると、痒みが出る方もいらっしゃいまして、
エグータムに代わる美容液を探していた時に同業の方から勧められたのがこちらなんです。

まつげが生えるには土壌作りが大事ということで、
まぶた全体の若返りも狙えます。
たくさん塗っても大丈夫なのは、安心できますね。

テロメラーゼ（カッパフィカスアルバレジエキス）
私が一番興味をもったのがこの成分で、簡単にいうと染色体末端にあるテロメアを伸長させる酵素です。染色体には「テロメア」という構造物がついていて、生まれた時にはテロメアは長いのですが、細胞分裂を繰り返すことによってだんだん短くなり、テロメアがなくなると死を迎えます。ですがテロメラーゼ酵素を補うことにより、テロメアを短くするのを防ぐ…というすごい物質。
この研究をしたアメリカの学者達が2009年にノーベル医学賞を受賞しています。

水溶性プロテオグリカン
毛母細胞を活性化させ、目元の弾力や線維芽細胞を活性化させます。ヒアルロン酸やコラーゲンを上回る保湿力といわれます。
先日たまたまテレビで見たのですが（腰痛のサプリのテレビショッピングだったような）、プロテオグリカンは昔相当高価なものだったらしく、1g3000万円もしたそうです！それが最近は抽出する特許技術ができ、安価で提供できるようになったらしいです。
普段テレビショッピングは見ないのですが、1ｇで３０００万円というのに驚いて記憶に残っていたんですね。

プレクラン（パラクロレラケスレリ細胞外多糖体）
酸性塩湖で生息している微細藻類の一種で、酸性ストレスによって生み出される多糖体を抽出・精製した成分。保湿機能に大変優れ、肌や毛髪のコートをする成分としてさまざまな化粧品に用いられます。毛乳頭細胞から分泌されるFGF7とVEGFの2つの成分が作用します。 FGF7が毛母細胞の増殖を促進し、毛髪成長が促進します。VEGF（血管内皮増殖因子）が血管新生を促進することにより毛母細胞が活性化、発毛が促進されます。

プテロカルプスマルスピウム樹皮エキス

頭皮の硬化により地肌が硬くなり、抜け毛の原因となります。

プテロカルプスマルスピウム樹脂のもつ抗糖化作用により頭皮を柔軟に保ち、硬化を防ぐことで抜け毛を予防し、ヘア

サイクルを正常な状態へと導きます。

頭皮は糖化することで硬くなる。頭皮が硬いと毛は育たず抜け毛が増える。その糖化を予防するのがプテロカルプスマルスピウム樹皮エキスということなのでしょうか。

FGF（アセチルデカペプチドー３）
AGA治療にも用いられる成長因子「リジュリン」

オクタペプチドー２
AGA治療にも用いられる成長因子。バルジ領域を活性化させ、毛包幹細胞を生成させる働き

IGF（オリゴペプチドー２０）

などなど．．．

まつげ美容液は高価なものが多く、購入する方にとっては何でこんなに量も少ないのに・・・

と思うかもしれません。

ただ、私はたくさんの方のまつげを見てきて、いろいろなまつげ美容液を付けた方達を見てきてわかったことは

やっぱり2000円くらいの美容液をつけていても、効果ない！！

ということです。

効果がない美容液を塗っていても、伸びないし、元気もよくなりません。

だから、塗っていても楽しくありません。

だから、いつの間にかつけるのをやめてしまいます。

でも、まつげ美容液を勧める側として、単に伸びますよ伸びますよと言ったところで

何で伸びるのか、何がそうさせるのかをちゃんと説明できないと、お客様にとっても

納得がいかないかなーなんて思い、

化粧品の成分について勉強してみようと思い、化粧品検定1級を受けてみました。

（検定料高かったー）

美容師の国家試験で勉強した内容も入っていたし、昔から雑誌の美容記事なんかも

好きでよく見ていたし、一時期自分で化粧品なんかを作っていたこともあるので

「飛び級で大丈夫でしょ！」と1級を受けることにしました。

美容が好きな人にとっては、結構簡単ですよ。

成分一覧まとめてみました↓↓

エグータム	ラッシュアディクト	ミハツ　マイラッシュ
水	水	水
加水分解ムコ多糖	アロエベラエキス	ＢＧ
ヒアルロン酸ナトリウム	グリセリン	パンテノール
カプリリルグリコール	ミリストイルペンタペプチドー１７	ペンチレングリコール
ヘキサペプチドー２	１，２ヘキサンジオール	グリセリン
パルミトイルペンタペプチドー４	BG	ビオチノイルトリペプチド－１
乳酸Na	カプリリルグリコール	カッパフィカスアルバレジエキス
PCA-Na	デキストラン	ケラチン
ソルビトール	アセチルテトラペプチド－３	加水分解コラーゲン
プロリン	アカツメクサ花エキス	加水分解シルク
リン酸Ｎａ	エンドウ芽エキス	水溶性プロテオグリカン
ビオチン	ラリックスエウロパエア木エキス	パラクロレラケスレリ細胞外多糖体
チャ葉エキス	グリシン	トレハロース
オタネニンジンエキス	ピロ亜硫酸Na	サリチル酸シランジオール
イチョウ葉エキス	塩化亜鉛	クロスポリマー
塩化Ｎａ	チャ葉エキス	グリチルリチン酸２Ｋ
パパイア果実エキス	リンゴ果実培養細胞エキス	オタネニンジン根エキス
ブドウ種子エキス	レシチン	水酸化Ｋ
シルクアミノ酸	キサンタンガム	エチドロン酸
フェノキシエタノール	パンテノール	マンニトール
ホクベイフウロウソウエキス	加水分解コラーゲン	プテロカルプスマルスピウム樹皮エキス
カンゾウ根エキス	ソルビトール	コハク酸２Ｎａ
パンテノール	ポリソルベートー２０	グルタミン酸
クロスポリマー	ヒドロキシエチルセルロース	オクタペプチドー２
ポリソルベートー２０	アラントイン	アセチルデカペプチドー２０
ＴＥＡ	安息香酸Ｎａ	オリゴペプチドー２０
メチルパラベン	フェノキシエタノール	酢酸トコフェロール
エチルパラベン	酢酸トコフェロール
ブチルパラベン	ビオチン
イソブチルパラベン	ヒアルロン酸Ｎａナイアシン